日本の食卓では、食後に緑茶を一服いただくことが多いでしょう。口の中がさっぱりして、食事をしめくくった、という精神的な満足感も得られるのではないでしょうか。私たちの何気ない生活に欠かせない緑茶。緑茶に口臭を予防する効果があることは、昔から良く知られているようですが、緑茶は、口臭予防以外にも、健康にとって大変有効的だと考えられています。
緑茶が口臭を防ぐのは、緑茶に含まれているカテキンが働くためです。口臭の原因の多くは、口の中に残っている食べかすや、繁殖してしまった雑菌が臭っているためと考えられていますが、カテキンには、強い殺菌作用があり、口臭の原因となっている雑菌を殺菌してくれます。カテキンは、緑茶の渋みの正体で、紅茶などにも含まれています。ウィルスに対する力も強いので、喉がイガイガっとしたら、緑茶や紅茶でうがいするのも、感染予防になるでしょう。コレステロールの値を下げる効果もあります。
また、緑茶にポリフェノールが豊富に含まれていることも周知の通りです。ポリフェノールは、赤ワインやカカオ、ゴマ、リンゴ、などにも多く含まれている成分です。ガン、動脈硬化、脳梗塞などの予防になるのではないかと期待されています。
さらに、緑茶には、天然の消臭成分であるフラボノイドも含まれています。フラボノイドが働くと、口臭の原因になる物質を化学変化させることで、口臭を押さえ込んでくれるといわれています。フラボノイドには、虫歯を防ぐ、血栓ができるのを防ぐ、発がん物質が活発にならないように抑える、血行を促進させるなど、さまざまな作用があります。食後に緑茶を飲む習慣がある方は、ぜひ続けましょう。